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医院だより

第7回 『医学的に正しい爪の切り方とは?』

こんにちは、理事長の工藤です。

前号では 「この病気って皮膚科なの?」についてお話ししました。今回は、「医学的に正しい爪の切り方とは?」という内容です。

あなたは「巻き爪(まきづめ)」って聞いたことありますか?文字通り、爪の両はじが内側に巻いてしまうものです。「自分はなったことないから関係ありません!」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、大切な家族や友人が実は、巻き爪だったりします。ちょっとした日常会話で家族や友人が巻き爪だとわかることもあります。そんなとき、今日の話を教えてあげると、喜んでもらえると思いますし、人助けになります。ですので、巻き爪でない人もよく覚えておくと良いと思います。

まず、巻き爪は多くの場合「親指」に起こります。また、片足だけでなく、両足の親指どちらも巻いてしまう場合もあります。ただ巻くだけなら、まだ良い方かも知れません。しかし、大変なのは巻いた爪が、爪の横の肉に食い込んで、じくじくしたり、腫れてしまうこともあります。この状態になると「陥入爪(かんにゅうそう)」と呼ばれます。この「陥入爪」では痛みがひどいです。一歩あるくごとに激痛が走ります。親指を着いて歩けなります。これらの爪の病気は皮膚科の守備範囲です。(ただし、一部の外科や整形外科の先生でも治療してくれるところもあります)巻き爪の原因はさまざまです。以下に主なものを挙げます。

・外傷(モノを落とした、ぶつけたなど)

・靴による圧迫(合わないヒール、パンプスなどによる圧迫)

・肥満や立ち仕事による足への負荷

・下肢の循環障害・リウマチなどの病気による変形

・爪水虫

などがあります。ですので、まず、予防することが大事です。

 

予防法として重要なのは以下の3つです。

・足を清潔にすること・合わない靴、窮屈な靴をはかない

・体重の過度な増加に気を付ける(これは私も耳が痛いです・・・)

しかし、実は・・・巻き爪の原因のもっとも多いものはこれまで挙げた原因ではありません。最大の原因といわれているものは、実は、「爪の切りすぎ」と言われています。ようするに「深爪(ふかづめ)」です。爪を深く切りすぎると真直ぐだけでなく、爪が横方向に生えてきてしまうんです。それが横の肉に食い込んで陥入爪になるわけです。ですので、これから「医学的に正しい爪の切り方」を解説します。コツとしては爪を丸く切るのではなく、やや角ばった感じで切ることが重要です。要するに、角(かど)を深く切り込みすぎないことが重要なんです。繰り返しますが「爪のかどが、皮膚の先へ少し出るくらい」が丁度良いんです。これで、できる限り巻き爪を予防できます。あなたの爪の切り方はどうですか?正しい爪の切り方をしていましたか?是非、今すぐ足の爪をみてチェックしてみてください。