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医院だより

ひんやりデザートを楽しもう 「アイス」それとも「かき氷」

 暑い夏、ひんやりとした冷たい食べ物が恋しくなる季節です。一般にアイスクリームは、気温が22~23℃を超えると売れ行きが良くなります。ところが30℃を超えると氷菓やかき氷が売れるようになってしまい、アイスクリームの売り上げが鈍るそうです。確かにあまりに暑いと、こってりしたアイスクリームより サッパリしたかき氷が食べたくなります。

 ところで、アイスクリームには、賞味期限がないことをごぞんじでしょうか。 アイスクリームは工場内ではマイナス25℃以下、配送中の冷凍庫ではマイナス18℃以下、店頭のショーケース内ではマイナス18℃以下で管理されています。日本アイスクリーム協会によると、この温度帯だと細菌が減ることはあっても増えることはなく、長時間保存しても品質の劣化は極めてわずかだそうです。そのため、アイスクリームには賞味期限が表示されていません。

 夏はやっぱり かき氷、という人もいるでしょう。最近はふわふわ食感の氷が人気ですが、昔風の少し荒削りでシャキシャキした歯ごたえのある氷も捨てがたいものです。「枕草子」の「あてなるもの」(上品なもの、よいもの)の段にも こんな記述があります。「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」。平安貴族たちが、削り氷に甘葛の汁をかけ、金属の器に入ったかき氷を楽しんでいたさまが目に浮かぶようです。

 イチゴや宇治金時といった定番もいいですが、毎年新しいかき氷に出会うのも楽しみのひとつです。フルーツがふんだんに使われていたり、ケーキのようだったり。パフェ×クレープ×かき氷の3つのスイーツを融合させた新商品も美味しそうです。高性能なかき氷機の登場で、家庭でも専門店のようなかき氷が作れるようになりました。この夏シロップやトッピングを工夫して、オリジナル氷を楽しんでみてはいかがでしょうか。