BLOG
医院だより

気持ちよく日々を過ごすための 「シンプルな暮らし」

ドミニック・ローホーさんは、『シンプルに生きる』『シンプルを極める』などの著作で有名なフランスの作家。ドミニックさんのシンプルな暮らしは、必要なもの、好きなものだけに囲まれた暮らしを指します。いらないものがたくさんあると落ち着かないし、探し物に時間を費やすのは時間の無駄です。少ないもので暮らせば必要なときにすぐに手にとれるし、掃除もラク。また、好きなものに囲まれていると、それだけで気持ちがよくなったり、うれしくなったりします。目にするたびに幸福感が高まるでしょう。シンプルな毎日を送るためにはどうしたらいいか、ドミニック流のコツを探りましょう。

*ものはできるだけ頻繁に使う

 もったいなくて普段には使えないと考えるかもしれません。ただ、いいものは使えば使うほど味わいが出ます。たとえば、お気に入りのカップ。しまい込まずに毎日使い、使ったあとはきれいに洗って丁寧に拭きましょう。毎日使うことが手入れにもなります。

*持ちものは友人のよう

 友人のように慣れ親しんだものだけを家に置くようにしているとか。使っていないものがあると、見知らぬ人と暮らしているような気分になるそうです。

*捨てる罪悪感をとり払う

 ものを捨てるときの罪悪感より、「持っているから使わなくては」という罪悪感のほうがストレス。捨てることで罪悪感も一緒に手放すことができるのです。

*ものを選ぶときのルールを作る

 ドミニックさんのもの選びのルールは、丈夫でコンパクトで軽いこと。すぐに壊れたり場所をとったり、重くて使いづらかったりするのはストレスになるからだとか。たとえば、バスタオルは持たずにフェイスタオルを使う、額縁に入った絵ではなく掛け軸といった具合です。基準があればもの選びのときに迷いません。