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医院だより

知らないうちに、「人付き合い」で 疲れていませんか?

人と話をすると疲れてしまう……。とくに真面目な性格の人や、思いやりの心が強い人ほど、人付き合いに疲れている人が多いようです。そこで、人との気楽な付き合い方を身につける方法を6つ紹介します。

 まず、怒りを感じたら、自分自身に問いかけてみる。怒りは大きなエネルギーが必要で、知らないうちに疲れがたまります。怒りを感じたら、心に聞いてみましょう。寂しいから怒るのか、心配だから怒るのかなど。怒る必要はなかったことに気づき、気持ちが楽になります。

 次に、伝えたいことは言葉にする。どうしてわかってくれないのだろうと悶々としてしまうことがありますか? 言わなくてもわかってくれるというのは思い違い。相手に期待する気持ちはわかりますが、言わなければわからないことが多いものです。

 何かを相談されて真面目に受けとり、真剣に考えすぎていませんか? 相談してくる人はたいてい、自分の中で結論を出しています。だれかに話を聞いてもらいたいだけ。アドバイスや注意はしないで、ただ相手の話を聞いてあげればいいのです。また、愚痴に付き合うのもつらいものです。この場合も、相手に聞いてもらいたいだけなので、否定しないでおきましょう。「頑張ってるね」とさらっと返すのがベター。愚痴を言ってくる回数が少なくなるはずです。逆に、自分も同じ人に毎回、同じ愚痴を言わないこと。相手を疲れさせます。

 そして、気配りしすぎないこと。相手のことを思いやってのことでも、放っておいてほしいと思っているかもしれません。気配りしすぎると、自分自身も疲れます。親しい間柄でも適度な距離を保ちましょう。

 最後に、ひとりの時間を大事にする。部屋でのんびり読書をしたり、カフェに行ったり、ドライブしたり。ひとりで行動し、自分自身とじっくり向き合いましょう。人付き合いの疲れをリセットできます。