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医院だより

スキマ時間にゲーム感覚できれいに! 「時間を計る掃除」

ナチュラルクリーニングの講師として知られる本橋ひろえさんによると、掃除を効率的にするためにとり入れたいのが、掃除にかかる時間を知ることだとか。面倒だなと思ってなかなかとりかかれなくても、「○分あればできる」と知っていれば、億劫な気持ちがなくなります。

たとえば、「キッチンの排水溝をきれいにするのに○分」「リビングの掃除機をかけるのに○分」「トイレの便器を洗うのに○分」などと、かかる時間を計っておきます。そうすれば、「出かけるまでの○分でトイレの便器を洗おう」「ドラマがはじまる前の○分でリビングに掃除機をかけよう」など、スキマ時間を効率的に活用することができます。

 本橋さんの玄関掃除を例にとって、具体的に説明しましょう。玄関掃除にかかる時間は4分。スムーズに掃除にとりかかれるように、日ごろからたたきには履き物や荷物などがない状態にしておきます。まず、スティック掃除機でごみやほこりを吸いとります。次に、雑巾にアルコール水をスプレーして拭いたら完了。靴箱の棚の汚れが気になるときは先に棚を拭いてから、たたきを拭きます。拭き掃除に使うのはウエスか厚手のキッチンペーパー。ウエスはフェイスタオルを8分の1くらいに切ったものが使いやすくておすすめです。靴箱の中などにストックしておけば、すぐに拭き掃除をはじめられます。タイマーをかけて行うのもおすすめで、時間内に終えられるようにと、ゲーム感覚で楽しめます。玄関がきれいだととても気持ちがいいもの。たった4分なら、毎日掃除できますね。

 ほかに、「ついでにやる」もポイントのひとつ。朝、顔を洗ったときに使ったタオルでそのまま洗面台と鏡を拭く、キッチンの調理台を拭いたついでに床を拭く、洗濯物を干すついでにベランダをほうきで掃くなど。ついで掃除を習慣づければ、考える前に体が動きます。