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医院だより

4つの効果を意識して 「観葉植物」をインテリアにとり入れる

 グリーンプランナーの森田紗都姫さんによると、自分の目的やライフスタイルに合った観葉植物を選ぶことが大切だとか。何となく買った観葉植物だと世話を怠りがちで、結果、枯らしてしまうことにもなりかねません。とり入れる目的や暮らし方を意識してじっくり選べば、育てるモチベーションもアップします。

 さて、観葉植物がもたらす効果はおもに4つあります。それぞれ、おすすめの種類の観葉植物と一緒に紹介しましょう。まず、リラックス効果。植物から「フィトンチッド」と呼ばれる香り成分が放出され、香りをかぐことでリラックス効果が期待できます。実際、血圧を正常にしたり、眼精疲労を防いだりするという実験結果も発表されています。見ているだけで癒される、ペペロニアやベンジャミンバロックなどがおすすめです。

 次に、空気をきれいにする効果。植物の葉には気孔があり、ウイルスやハウスダストなどの有害物質を吸収・分解してくれます。結果、空気がきれいになるのです。サンスベリアやポトス、ドラセナなどが空気をきれいにする働きが強く、おすすめです。

 そして、インテリアアイテムとしての効果。観葉植物を置くだけで、部屋がくつろぎの空間になります。また、観葉植物のために光があたるようにしたり、風通しをよくしたりすることで、人にとっても快適な空間にすることができます。具体的な種類としては、大きなサイズのエバーフレッシュやウンベラータがおすすめで、小さいものよりも育てやすいのもメリットです。

 最後に、生産性や創造性をアップする効果。緑がある空間で作業すると、生産性が6%、創造性が15%アップするという実験結果があります。緑が気分を落ち着かせ、作業に集中させてくれるのです。この目的なら、ポリシャスやケンチャヤシ、コルジリネ・ストリクタといった葉形がシャープな種類を選びましょう。