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医院だより

健康にも美容にも効く! 「もち麦」を食べよう

「もち麦」は大麦の仲間で、名前のとおり、もちもちとした食感が特徴です。
もち麦には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれ、腸を健康にします。
また、もち麦を食べると、次の食事の血糖値の上昇も抑える働きがあります。
「βグルカン」と呼ばれる水溶性食物繊維の働きによるもので、これを「セカンドミール効果」と呼びます。
たとえば、朝食にもち麦を食べると、昼食時にも血糖値の上昇が緩やかになるというわけです。

さらに、βグルカンが水分を吸ってゲル状になり、胃にとどまるので、満腹感が続きます。
また、ゆっくり小腸に移動し、糖や脂質の吸収を緩やかにします。
その結果、血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑えてくれるのです。
実際、「もち麦ダイエット」が話題になっていて、1日1~2回、もち麦を食べることを2週間続けると体質が徐々に変わり、やせやすい体になることがわかっています。
ほかにも、内臓脂肪を減らしてぽっこりおなかを改善する、血圧を安定させる、肌をきれいにするなどの効果があります。

さて、もち麦は米と一緒に炊いて「もち麦ご飯」にし、主食として食べるのがおすすめです。
目安は米7に対してもち麦3で、米を炊くときにもち麦と水を加えるだけ。
冷凍してもβグルカンの働きに変化はないので、すぐに食べない分は冷凍庫でストックするといいでしょう。

「ゆでもち麦」のレシピも紹介しましょう。鍋に1500mlの水を入れて沸騰させ、もち麦150gを加え、中火で20分ほどゆでます。
ザルにあげて流水で洗い、ぬめりをとったあと、水切りをします。
この状態で冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で1カ月程度保存可能です。
スープやサラダ、卵焼きなど、さまざまな料理に加えて楽しめます。